百姓ってすごい

暑いですね!いや〜暑い!!


今朝はなかなか目が覚めなかったので、マンガでも読んで目を覚まそう!

というわけで、手に取ったのが、私の大好きな荒川弘さんの『百姓貴族

荒川さんのコミカルな感じに牛エピソードがたくさんあって大好きなんですよね♡


たまにマンガって

表紙のカバーを外すと漫画家さんのちょっとした遊び心でなにか書いてあることってありますよね!

この漫画にもありました!!

そこを読んでたときに「よく百姓って題名に入れられたね」ってよく聞かれるって書いてありました。

確かに、「百姓」って差別用語だって聞いたことありますよね

でも荒川さん曰く、農業に従事している人はそんなに悪い言葉とは感じていないらしいのです

それを読んでいて、

そういえば前に、わたしの相方が

「百姓ってなんでも自分でできる人のことを言うんだって!」

って言っていたのを思い出し、ちゃんと調べてみました。


百姓というと、今では「農民」という意味が強いですが

語源は「百人の姓を持つものたち」

百は古来の日本で「たくさん」を意味します

つまり、一般市民全員を指していました。

では、その一般市民である百姓はどのようにして生計を立てていたのでしょうか?

現在と同じように、農業を専業とする人々もいましたが、多くの人々は“兼業”として従事していたそうです。

大工や鍛冶は職人さんがいたようですが、屋根屋、左官、髪結い、畳屋は職人さんがいなかったそうです

なのでそれらは、百姓が畑の合間に営んでいたようなのです。

ですから、百姓とは、元々は農業に従事する人々というより、“町で必要とされり仕事を数々こなしていた人々”という意味で捉えることができます


今の「百姓=農民」という考え方は、江戸時代に確立されたようです

中世までは年貢は「米」に関わらず、「鉄」や「魚」などいろいろなものを納めていたそうですが、

江戸時代になると年貢は「米」だけと限定されて「百姓(納税者)=農民」となったわけです。


差別用語になったのは、昔、農民は識字率が低く、教養がなかったからとかなんとか…


しかし、現在はその百姓が見直され、これからの時代は百姓が元気になるんじゃないかと考えている人もいるようです。

今じゃ、サラリーマンも安定できる職業ではなくなってきていますし、

これからは「自分で自分の糧をまかなえる」ことを意識しなければならなくなってきているようです。


それはまさに、わたしがこれからやっていきたいと思っていたことではないか!

百姓ってすごい!

いろんなこと自分でできる人になりたい!

本当の意味で百姓になりたいなぁ